2008年2月28日木曜日

ヌーボーってこと



1ヶ月ぶり?にhowlに行きました。フランス人の女の人が「星子」のことでデニーさんと英語で話していました。どうも「星子」を年代別に飲み比べて、あーだこーだ言ってるようです。彼女が「2005年よりも2006年のほーが若い味がするけどどーしてだ?」と。デニーさん「梅の出来が2006年は熟成しきってないんだよ。天候のせいで。」と言いながら2007年の「星子」をショットグラスに少し注いで「2007年の梅は最高の出来なのでエキスの出かたが違うよ!」。フランス人の女性「あら、2006年よりもまろやかね!」私もちょっと飲ませてもらいました。私が今日飲んでいた2006年「星子」のミストに比べると2007年モノは確かにまろやかでした。普通古いほーがまろやかなハズなのにどーして?と思ってデニーさんに聞くと「自然の恵みで作ってるから、毎年味が変わって当たり前なんだよ。それがヌーボーの楽しみ方さ。」私「ってことはボジョレーヌーボーも毎年味が違うの?」デニー「そりゃそーさ。それであーだこーだ言うのが楽しいんじゃないの?」
私「はー。じゃーヌーボーを楽しめるお酒って他にあるの?」デニー「大量生産モノはブレンドして味を安定させてるから、年ごとの変化は全くない。「星子」はヌーボーも楽しめるって知らなかったの?」そこで、外人の女性は2007年が気に入ったらしくて「2007年を2本下さい。」と言ったけど、残念ながら2007年は売り切れなので、在庫のある2005年モノを2本買って帰りました。
ちなみに「ヌーボー」を辞書でひいて見たら→1) 新しいこと。新しいもの。「ボージョレ―」2) 「アールヌーボー」の略 でした。
そういえば、3月11日(火)はデニーさんの誕生日だそーです。あと、howlも10周年だそーです。
写真はまたまたピンボケでした。

2008年2月9日土曜日

2008年おめでとうございます




体調が悪かったため、遅くなりましたが今年初howlです。
デニーさんは元気でした。
ホーホケキョを飲みながらデニーさんのお話を聞きました。
ビックリしたのはストローでできた"ステアーリング・ストロー"の話で、
1970年の後半にデニーさんが発案したらしいです。
デニーさんがN.Y.から帰って来た時、日本のおミズ業界は
ボトルキープ全盛期で、ディスコだろうがスナックだろうが
ウイスキーボトルにお水と氷のセットがあたりまえで、
水割りをかき混ぜるために、必ず氷と一緒に付いてくるのがプラスチック製の棒だったそーです。(高級な店では金属製だったらしい)
そー言えば大昔、家で見た事あるような気がします。上に馬とか王冠がついてるヤツ?
カクテルにもこの棒が付いていたらしくて、単純に
「カッコワルイ!」と思ったデニーさんが業者にオーダーして作らせたそうです。(初期の頃の色はグリーンだったそうです)
今じゃーあたりまえになっているこの"ステアーリング・ストロー"。
実はデニーさんが作ったと知って感激しました。
他にも70年代後半の興味深く、楽しいお話を聞く事ができました。